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植毛ってなに?
​植毛する、しないの違い。

”羊毛フェルト”はクラフトとして有名ですが、作りたいものによって適した羊毛を選ぶことがとても大切です。

羊毛フェルトは対外袋詰めになっていて、同じように見えなくはないので色の好みで買ってしまい、広げるとボソボソしていたり長いロープ上になっていたり。私は、退職してから作家になりすべて独学の為、初めは苦労しました。まだまだですが数年の経験から動物をつくることに限って、分かったことを書きます。

それぞれの味があります。

植毛あり無し_アートボード 1.jpg

植毛しない技法はフワフワぬいぐるみ調で温かみがあります。ただし長毛の子を作るのは難しいです。タミーズのYURIはどちらかというと植毛しない技法を得意とし(下の作品)、HIROMIは植毛技法(上の作品)を主にしています。

植毛しているところの動画↓

植毛に適した羊毛・獣毛・植物繊維

植毛はその名の通り毛を植えることで、私の場合は繊維が長くてストレートな羊毛等を4㎝ぐらいに切り、つくった動物の土台に3㎜間隔ぐらいで植え付けていきます。
植毛で大事なのは、適した長い繊維を用意することです。それは”トップ”と呼ばれる原毛からの様々な工程を経た綺麗な繊維の束(繊維が長く、向きが揃っていて艶がある繊維を束ねて細長いロール状にしたもの)で下記のような素材をタミーズでは国内外から集めて使用しています。*輸入については主にEtsyを利用しています。

植毛ストレート
(ハマナカ)

メリノ染色羊毛
(ぺレンデール)

ビスコース
(輸入)

モヘア
(輸入)

シルク
(輸入)

バナナの繊維
(ぺレンデール)

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